薬師寺一彦 HARAKARA /水の彫刻家

 

 

HARAKARA (はらから)とは薬師寺一彦のアーティスト名である。  “はらから” は 日本の古い言葉で、仲間・兄弟という意味。

 薬師寺の作品を産み出す根源的な力は

 

「イルカやクジラと泳ぐこと」、「アラスカの野性動物との出会い」、「日本の水の聖地を巡る」

 

などのフィールドワークから生み出されている。その力の大切な「みなもと」に対し、<HARAKARA>という思いが込められている。


1968 大阪生まれ

1996 イルカやクジラをテーマに、ガラスやアクリルを使い

          「水の彫刻」 の創作を開始。彫刻技法は独学で習得。

    独自に編み出した“ミスト技法”で、

             彫刻物をアクリルの中に閉じ込める、閉じ込め

             た彫刻物を霧のように淡く表現することを実現した。 

 

1996     海棲哺乳類の保護活動と研究を行うドルフィン・

     リサーチ・センター(米国フロリダ州)で

           「ドルィンボ」を受講。イルカの生態を学ぶ。

 

1996    ドイツ・ヴィルドベルグにてガラス彫刻の

    グラヴィール技法を習得。

 

2003     沖縄・美ら海水族館に暮らす、尾びれを失ったイルカ「フジ」のため、ブリヂストン

              と共同で世界初となる人工尾びれを開発するプロジェクトに携わる。プロジェクトは

              成功し、「フジ」は再びジャンプが出来るまでに回復。

        

2005     アラスカの旅で得たインスピレーションをもとに、森の精霊をイメージした 作品を

               創作

 

2006      ネイティブアメリカン“ホピ族”の、水のクランを持つ若き長老で、ジュエリー

                アーティストとの出会いからジュエリー創作を開始。水の精霊」の姿を、

    蓮や龍、イルカやクジラに託したアートジュエリーシリーズが誕生。

 

2006  2003年から取り組んできたイルカの人工尾びれが完成し、 読売新聞(2006.03.17)2面

     「顔」欄に掲載された。

 

2010  イルカのフジのために作った人工尾びれを元に、イルカの尾びれそっくりの人間用の

     フィンを制作。小笠原で泳いだ様子が読売新聞(2010.08.16)に掲載された

 

2014      漫画『遊☆戯☆王』の原作者・高橋和希氏とのコラボによる『水の彫刻』

      銀座三越の特別展示で発表。

 

2016      劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の向けに作品『深愛白龍』を制作、

    新宿バルト9と東映太秦映画村で展示

 

2016      企画協力した児童書「蒼とイルカと彫刻家」(長崎夏海・作、佐藤真紀子・絵、薬師寺一彦・協力)(佼成出版社)が出版

 


Contact

 

e-mail:info@harakara.com